めざせ!日本語教師 〜SARAH’S日記〜

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zoom RSS 敬語

<<   作成日時 : 2008/04/30 22:20   >>

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先月知り合った韓国人男性は、日本語能力試験に合格しただけあってとても日本語が上手な人でした。
最初は日本人?韓国人?と一瞬わからないぐらいでした。


会社の同僚たちにカジュアルな話し方を教えてもらっているらしく、タメ口を練習中で普通体やタメ口で話すと、イントネーションが不自然でした。


「です・ます」の丁寧体を習い、数年間それで話していた外国人にとっては、カジュアルに話すのも難しいんですね。



        



先日、何度か旅行に一緒に行っていて仲良しだと思っていた友達から敬語を多用した堅苦しいメールが届いてびっくりしました。


文面には「こちらの都合で申し訳ないんですが、決まり次第連絡しますので・・・」とか「〜という形でもよろしいでしょうか?」と。


彼女は4,5歳年下でいつも丁寧語で私に話します。


私としては友達なんだから普通に話して欲しいと常々思っているのですが、今さら話し方を変えるのも難しいだろうし、そういうところの切り替えが決して得意ではない人なので、ずっと自分の気持ちを抑えていました。


でも、さすがにこのメールをもらった時には「なんでこんなに他人行儀なの?私何か悪いことしたかな?友達と思っているのは私だけ?」と悲しくなりました。。。



これ以上仰々しいメールのやり取りをすることになるのも嫌なので、この機会に自分の気持ちをぶつけてみました。


すると、彼女からのメールに「サラさんのことは友達と思ってますよ!!でも私は友達でも年上の人にタメ口っていうのは抵抗があるんです・・・」と、書かれていました。



このメールを読んで、私と彼女の敬語に対する考え方が大きく異なっていることがわかりました。




彼女は上下関係を大事にして言葉を使い分ける人。


私は親疎関係を大事にして言葉を使い分けている。



この考えは頭ではなく感覚的であったり潜在的なものだと思うので、お互いの考えは変えるのは難しいだろう。
でも、敬語というのは、本来相手を敬ったり、それによって相手を心地よくさせるために使うものではないのか?



私たちのように、受け手が敬語を使われて不快に感じているようでは、敬語を使っている意味がなく、話者の自己満足に過ぎない気がしますが、それを説教くさく話しても押し付けになりそうなのだし、これからもよい関係を続けたいので、友達の考えを尊重することにしました。



        



日本語ネイティブの私たちでさえこんなに難しい敬語。

日本語学習者がいろんな相手の上下関係や親疎関係を判断しながら使い分けるのは至難の業なんだろうな。



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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
サラさん、おはようございます。
私は敬語を使われて、特に気になったことはありませんでした。自分でもよく使います。20年以上の付き合いになるOL時代の同期の何人かとは、メールや葉書の出だしも「ご無沙汰です。いかがおすごしですか。お父様もお変わりありませんか?」というようなスタートで、お体に気をつけ下さい、という感じでとじます。実家の父母とも、「おはようございます。お邪魔しました。昨日はありがとうございました。」調で、挨拶はしています。職場の年下の人にも敬語を使います。相手への尊敬を示しているつもりです。
受ける側のことも考える必要があるのですね。
ところで、私の友人のアメリカ人男性は日本語を話すと、どこか女性的になります。日本語の先生に女性が多いせいですか。そんなこともないと思いますが。ていねいに話すと余計に女性的に聞こえてきます。いつもちょっと面白いな、などと思っています。
どんな言語も文化という背景があるので、やはり難しいですね。言葉の学習は文化や相手のバックグラウンドにどう対応するかも、学ぶことなんですね。難しくもあり、楽しくもあり、です。
えるむ
2008/05/01 07:18
友人の女性はどちらの国の方ですか?日本の方ですか?私もメールや手紙は親しい友人でも敬語の場合があります。友人が敬語だとフランクに話して欲しいのに、寂しいなと思う事もありますが…心で感じることにしてます。やはり韓国の友人も敬語ですよ。親にも敬語を使う文化を持っているので、年齢が上だと敬語が当然のようです。私が分からずに覚えたパンマル(ため口)を使ったとき、やんわりと注意された事があります。プライベートな部分を含めた本音の会話がお互いに話せて、信頼できるなら、敬語でも気にしないようにしています。育った環境や文化がその人を形成しているのですね。色々な人と接して多角的に感じる事が言語と一緒にその国の文化も学ぶ機会になるのでしょうね。
しゃべりすぎ子
2008/05/01 23:46
えるむさん、いつもコメントありがとうございます。
貴重なご意見を聞かせていただけるので勉強になります。
私は心の距離で敬語を使い分けていたところがありますが、それを不快に思う人もいるんですねよ。
逆に軽々しく話さないように気をつけなければと思いました。
上手にコミュニケーションをはかるということは、どっちの意見が正しいとか、間違っているとかではなく、相手がどう思っているかを感じ取る敏感さが必要ということですね。
サラ
2008/05/03 00:15
しゃべりすぎ子さん、こんにちは。
この友達は日本人です。
韓国人やその他の国の人なら、こういう行き違いも無理ないなと思えるので、そう気にはならないのですが、日本人なのになんで?と思ってしまいます。
でも、よくよく考えると同じ国民や民族でも、家族でも考え方や意見が違うのはあたりまえなんですよね。人それぞれ心が違うんですから。
これは私の勝手な思い込みと甘えなんでしょうね。
韓国では「私たち仲良くなったし、これからはパンマルでいこうよ」という会話が交わされると何かの本で読んだことがあります。これだとわかりやすいし、お互いの了承もあるのでいいシステムだなーと思いました。
サラ
2008/05/03 00:23
敬語だけでなく丁寧体と普通体のどちらで話すか等、相手との距離のとり方は難しいですよね。
そもそも私は“友達”と認定する?定義がかなり狭いので、特に依頼やお詫びのメールは固い文章になってしまいます。
仕事の仲間、サークルの仲間、子どもを通して知り合ったお母さん・・・、“友達”のようで、やっぱり違う。同年齢の仲間と話すときはもちろん普通体ですが、サラさんのお友達のように、4,5歳年上の方には、丁寧体で話したり書いたりします。
だから反対に4,5歳年下の仲間から、ため口で話されると戸惑ってしまんですよ。
考え方、感じ方、皆それぞれでおもしろいですね!
 えるむさん、外国人男性の話し方が女っぽいのは、日本語教師に女性が多いことが、大きく関係しています。
男言葉も教えるように気をつけているんですけどね・・・。
popolin
2008/05/03 17:06
popolinさんもタメ口は使わないんですね。
今まで私の年下の友達も周りの人たちも、年齢に関係なく友達にはタメ口で話していたので、これが普通だと思っていたのですが、みなさんの言葉の使い分けを知って、私の考えの方が少数派なのかも・・・と思いました。
自分の基準が「普通」と思い込んでしまうことは危険なことですね。
サラ
2008/05/03 22:54

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